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hakonekoさん
(お子さん:8歳・女の子)

○娘 8歳 謎の工作と身体を動かすことが大好きな女の子。最近ハマっていることはプラバン焼きとローラー靴苦手のなものは生卵とおばけ ○父 39歳(僕) 一応IT系ディレクターでご飯を食べている人。長いことプログラムは書いてない。最近ハマっているのはポケモンダイエット。苦手のなものは殻が剥けないゆで卵とアスファルトをやすりで削る音

「ちょうどよい」初めてのプログラミング教材

小学1年生から近所のレゴスクールに通っている娘。去年は上級生に混じってロボコンに出るも惨敗で悔し涙を流していた子と一緒に体験をしました。

■初日
届いた箱をみて小躍りする娘。はやる気持ちを抑えて内容物の確認をします。
とうちゃんが部品の確認をしている間に娘はタブレットで予習開始。楽しい動画でわかりやすく教えてくれるので早くもテンションあげあげの模様。

一通り部品のチェックが終わったらいよいよ実践開始。最初はプロジェクトの入門ということで「科学探査機マイロ」を作ってみます。
タブレットの指示にしたがってブロックを組んで行くと、まもなく可愛いらしいロボットのできあがり。程々の部品点数なのがこの年代の子にはちょうどいいのかもしれませんね。

プログラムを組む時も、特に難しく考えずに見よう見まねでブロックを並べて動かしてみています。ちゃんとマイロが花を見つけて止まるプログラムが動きました。初めてのプログラムに満面の笑み。自分の作ったブロックが思い通りに動くのは楽しいようです。
ありがちな座学でのプログラム学習と違って、目の前のブロックがすぐに動いてくれるからトライ&エラーを繰り返して学習できるのは素晴らしいですね。

■1週目
4つあった「プロジェクトの入門」を終了。1つの課題が終わるたびに全部バラして行くのもなれたものです。気がつけが課題のプログラムに自分で手を加え始め、音を出したり光らせたりということを初めています。何も教えてないのにたいしたものです。

課題にないオリジナルなメカを作っては無茶なプログラムを入れては喜んでいました。タブレットとインテリジェントブロックの接続がシンプルなので、少し手慣れてしまえば自分で再接続も自由にできるようになったみたいです。

■2週目
8つあった基礎プロジェクトを一通り終了。もうこちらが色々口を出さなくても、自分でブロックを組んではプログラムを流して遊ぶのにすっかり慣れたようです。

たまに質問があったかと思うと「明るくなったら動くようにしたい」とか「自分で曲がる車を作にはどうすればいいのか」などと少し難しい事を言い始めました。ごめんよ。Wedo2.0だとちょっとむつかしいかなあ。

このWedo2。0でしっかり基礎を学んでから、他の言語やEV-3にステップアップするという学習の仕方はなかなか良いみたいですね。

■良いところ
・お片づけに配慮されたパッケージ
・部品点数がちょうどよい
・ブロックの色使いがポップで子ども受けがする。
・タブレットでのプログラムは直感的に操作可能
・ノートツールは学習の記録を残すのにはとても便利
・説明コンテンツも動画が豊富でこどもが飽きづらい
・プロジェクトライブラリは段階的に子どもの考える力を育てられそう

■残念なところ
・他のプログラム教材レゴパーツと互換性なし
・センサーやモーターの種類が少なく、将来的には少し物足りなさも?

★まとめ
初めてプログラムを体験するのは素晴らしい教材だと思います。
説明や操作がタブレットで完結しているのもシンプルでいいですし、ブロック点数も控えめなので、何度も崩しては自分の好きなものに組み替えるのに調度良い教材だと思いました。

そしてなんといっても「自分の作ったブロックとプログラムをすぐに目の前で動かせる」のは他の教材にない素晴らしいアドバンテージだと思います。

近い将来小学校でもプログラムを教えるということなので、今から少しづつプログラムになれさせるにはもってこいの教材だと感じました。

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