審査結果発表
テーマ
「新しい暮らし」
「夏休み ロボットアイデアコンテスト2020」に
たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
審査の結果を発表します!

増田 柚葉さん 年長(6歳)
「そーしゃるでぃすたんす」
審査員のコメント

コロナ禍での「新しい暮らし」を考える上で、“距離”のことは外せませんよね。
近づきたいけれど、近づけないというもどかしさがロボットカーを通じて表現しています。
近づきすぎを知らせるアラートもちゃんと設定されていて、近づいては離れの繰り返しを楽しんでいる様子が、微笑ましい作品です。
(塩瀬)
ソーシャルディスタンスをとって生活するにはどうしたらよいかを考えたアイディアがロボットにつまっていました。
ビデオの中でも、ロボットのうごきに関する説明がとても上手にできていました。最後は、たとえ距離がはなれていても心がつながっていれば大丈夫だよ、というゆずはさんのメッセージがよく伝わりました。
(多賀)

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中野 加瑞さん小学4年(9歳)
「安全な宇宙エレベーター」
審査員コメント
いま注目の宇宙エレベーターを再現するにあたって、安全面を考えてLEDが光るあたりに緻密なデザインのこだわりがみられました。
また、物理的なストッパーがついていてエレベーターの動きをしっかりと制約しているあたりは、本物の技術者のお仕事のようで素晴らしいです。
(塩瀬) -
ジラッフせんせい(5歳)
「どこでもジラッフGOGO」
審査員コメント
今回のようにウイルスのりゅうこうでお出かけがいつものようにできなくなったら、ジラッフにのっていろいろなところに行けたらとてもよいと思いました。次はどこに連れて行ってくれるのか、とびらが開くのが毎回楽しみでした。想像力を感じられる、すばらしい作品でした。
(多賀)

田島 創太さん 小学4年(9歳)
「いつでもどこでもカキカキ君」
審査員のコメント

「体温を毎日書かされることにうんざりした」という素朴な日常の気づきから、シンプルに発想されたアイデアであることが素晴らしい。
コロナ禍での新しい暮らしのなかでも、意外と見過ごされがちな、「書く」という当たり前の行為に技術者としてどのように切り込んでいくかというお手本のような作品。
(塩瀬)
衛生面でペンを気軽に使えなくなってきている昨今の課題を解決するアイディアとして、すばらしいロボットだと思いました。
EV3を車ではないロボットとして作ったところもイノベーションを感じられます。アイデアシートに記載いただいたロボットの動きに関する説明も細かく書かれており、何度も試行錯誤を重ねた結果であることが想像できました。
(多賀)

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佐々木 萌希さん 小学2年(8歳)
「む人ゴミしゅうしゅうロボゴミック1号くん」
審査員コメント
ゴミを回収する職業の方が安全に作業できるようにするためにはどうしたらよいかを考え、誕生したロボットだと思いました。
ゴミおき場に行き、ゴミをとって車に乗せてからしょうきゃくろに持っていくまでのながれがとてもスムーズでした。
ゴミック1号くんがコンパクトでかつ確実にゴミを回収できるよう、よく設計されていました。
(多賀) -
田邉 一真さん 中学1年(12歳)
「高効率太陽電池システムひまわり」
審査員コメント
同じ方向を向いている太陽電池がズラッと並んでいたことに疑問をもったことからの着想ということで、日常の当たり前の景色に違和感をもつところを起点にしたところも素晴らしい。モーターの回転とセンサーで明るい太陽を追尾しようというアイデアも秀逸です。
(塩瀬)
総評
新しい暮らしを想像することは未来を創造すること。今年もたくさんご応募いただきありがとうございました。
テクノロジーやデジタルの進化、コロナ禍での日常の変化のなか、みなさんがそれぞれ考えた「新しい暮らし」みんなが笑顔に暮らせる世界を表現してくれました。作品を見ながら、これからの新しい社会にワクワクした気持ちになりました。
これからもアイデアを表現したり、創造したり、相手が笑顔になる活動を続けていってくれるとうれしいです。
たくさんのご応募、ありがとうございました!